東京・神奈川で七五三や家族写真の出張撮影をしているカメラマンのYukikaです♪
七五三を迎える年になると、「撮影はいつからできるの?」「服装はどうしたらいいの?」と悩みますよね。この記事では、
●七五三の撮影はいつが最適?
●ママ・パパの服装は?
●出張撮影について
カメラマンならではのアドバイスも交えてお答えします♪
神社で七五三のお祝いやご祈祷をする日は、一般的には11月15日です。
しかし11月に入ると七五三を祝うご家族で神社は大変混雑するので、まだ3歳や5歳、小さなごきょうだいがいらっしゃる場合は時期をずらしてお祝いやご祈祷をされる方もいらっしゃいます。同様に、撮影の時期についても幅があります。
撮影の時期を大きく分けると3つ、前撮り、七五三のお祝いやご祈祷当日、そして後撮りの時期です。
前撮り
時期としては暑くなる前の4〜6月が多く、この時期であればロケーション撮影でのお子様の日焼けの心配も少なく、スタジオの場合も予約に余裕があることが多いのでゆったりと撮影できます。
後撮り
同様に、11月以降の気温が著しく低くなる前に撮影をされる傾向にあります。
前撮りにも共通しますが、お参り・ご祈祷当日とは別の衣装を着たり、撮影に集中できるためお子様の疲れがたまりにくいというのがメリットの一つです!
当日
午前中はお参り・ご祈祷、お昼に会食、午後はスタジオで撮影と1日がかりだとお子様が疲れてしまうケースをよく耳にします。特に3歳・5歳の七五三の場合は要注意。撮影は遅くなればなるほど、お子様も疲れがたまって協力的でなくなってしまうことも懸念されるので、スタジオ撮影を検討している方は前撮りか後撮りの方がスムーズかもしれませんね。
一方、出張撮影を利用すれば、神社でお参りやご祈祷をするときにまとめて撮影することができるのが魅力です。この場合、ご祈祷の前の撮影がお勧めになります。お子様の疲れのピークを避けることができるという点と、撮影の観点からも、早朝であればあるほど光の条件が良いのです。
出張撮影では神社などのアウトドアでの撮影になるので、お子様ののびのびとした表情等も残しやすいですよ♪
七五三における服装について、親御さんの場合は明確なマナーはないとされていますが、一般的には、七五三をお祝いするお子様より控えめでフォーマルな服装がふさわしいとされています。
全身暗い色で合わせたビジネスな雰囲気のスーツではなく、入園式や入学式のようなどこか華やかさがある服装のほうがいいですね。
また、付き添いの家族内で服のテイストを合わせた方が撮影の際には洗練された印象の写真に仕上がるためお勧めです。家族内で「格」を統一することでまとまりが生まれます。
特に3歳の七五三の場合は、後の入園式や入学式に備えて1着用意しておくとよいかもしれません。
すぐにスーツの準備が難しい場合は、ジャケットやワンピースを着用したキレイめスタイルを心がけてみましょう。
「せっかくの七五三のお祝いだから、ありのままの自然な姿もおしゃれな撮影もしたい!」という方が多いのではないでしょうか。
スタジオでの前撮りや後撮りも良いですが、お祝いやご祈祷当日にお子様本来の笑顔や、ご家族様のご様子を撮影することで、色あせることのない思い出の七五三にすることができます。
また、ご家族全体の服装のアドバイスもあれば、出張撮影であってもおしゃれで洗練された雰囲気の七五三写真も撮影できますよ♪
ここからは、おしゃれな七五三の撮影ができる「出張撮影」のおおまかな流れについてご紹介いたします。
出張撮影は、まずは神社でお祝い・ご祈祷をされる日時に依頼できる出張カメラマンを探すところから始まります。大手の出張カメラマンさんの斡旋サイトや、Google検索で希望エリアと「出張撮影」などと入れて探してみましょう♪
好きな雰囲気の写真を撮影されているカメラマンさんを見つけたら、希望する日時をなるべく早いタイミングで伝えて、スケジュールが空いているかどうかを確認してみましょう。
11月は七五三撮影で混雑が予想されるので、1〜2か月前には相談しておくと安心です。
また、七五三の出張撮影を行う際は混雑した神社では他の参拝者の方の迷惑になってしまうことも…。
そのため、できるだけ早い時間の撮影がおすすめです。(撮影時の光の条件も好都合ですよ♪)
七五三当日はご支度やご家族での会食などのご予定が最優先になるので、無理のない範囲でなるべく早い時間、できればご祈祷前の撮影を計画してみましょう。
出張撮影の場合、一般的にはお着物やお子様の袴などはご自身で用意をします。
ご家族でお持ちのものがなければ、着物レンタルサイト等で借りる場合が一般的です。
場合によっては、出張撮影の依頼先でワンストップで着物まで借りられることもあるので、ホームページを確認したり、問い合わせ時に聞いてみましょう。
Yukika Ishikawa Photographyでもお着物をワンストップで格安で借りることができますので、ぜひご相談くださいね。
また、お着物のレンタルだけでなく、ご予約いただいたすべてのお客様に「Style Guide(スタイル・ガイド)」という服装についてのガイドラインをご案内しています。
写真の観点から、どういった服装や色味が「洗練された、美しい写真」を撮影するために最適であるかをお伝えするのはもちろん、なぜそうなのか、という点まで踏み込んで、ご家族に合った解釈ができるようにアドバイスしています。
ご紹介できる出張着付け・ヘアメイクの方や、ご自身ですべてされる場合は、服装選び・メイクなどのアドバイスをしてくれる、パーソナルスタイリストの紹介も可能です♪
一生に一度の七五三の家族写真、いつ見返しても「撮ってよかったな」と思えるような写真をご希望の方は、ぜひ服装もこだわってみてくださいね。
「自然な雰囲気の家族写真を撮りたい」
「きょうだいの2ショットを撮りたい」
このように七五三の出張撮影では、ご家族ごとに希望の雰囲気やカットがあるかと思います。
「本殿を背景に撮影したい」「鳥居を背景に撮影したい」などのご要望も、神様へ失礼にあたらない範囲で出張カメラマンが対応してくれるので気軽に相談してみましょう。
神社によっては撮影可能エリアが限られる場合もあるため、具体的な撮影場所の希望がある場合は、事前に神社にも確認を取っておくことをお勧めします。
七五三当日は朝早くから準備や時間に追われてしまい、いざ撮影!となると想像より早いタイミングで疲れてしまってぐずってしまうことも…。
でも問題ありません!
合流した後はカメラマンに任せて、リラックスした状態で撮影を楽しみましょう。
お子様がぐずってしまった場合でも、パパとママがおおらかな気持ちで過ごしていれば、お子様も気持ちの切り替えがしやすくなりますし、ご家族全体の写真の時の表情も眉間にしわが寄っているよりも何倍も素敵になります。
もし心配な場合は、お菓子やジュース・おもちゃなどを持参しておくと、お子様の気持ちの切り替えに役立つかもしれません。
お子様が落ち着いたら、またポージングなどの撮影に協力してもらいましょう。
何をやっても切り替えられないときも、もちろんあろうかと思います。でも、それも大丈夫!
プロのカメラマンはどんな状況でも、ありのままのご家族の、素敵な七五三写真を撮影しますよ。
きっと改めて見返した時に、「この時、頑張ったけど疲れちゃってたんだよね!不機嫌で大変だったけど、この写真を見ると結構いい雰囲気なんだよね(笑)」「こんな顔で泣いてたよね~、かわいい~~!」と思い出話に花が咲くことでしょう。
七五三のお祝いやご祈祷は11月15日が一般的ですが、撮影については前撮りは4〜6月頃、後取りは11月以降にされる方が多いです。
ご両親の服装に決まりはありませんが、カジュアルやドレッシーすぎないキレイめのフォーマルを意識してみましょう。
「せっかくの七五三だからおしゃれな写真を撮りたい!」という方は、出張撮影もおすすめです。
衣装を借りられたり、アドバイスがもらえる場合もありますので、ぜひお好きな雰囲気やサービスのある出張撮影カメラマンを探してみてください。
七五三のお祝いやご祈祷の前に、ゆったりとした時間を楽しみながら思い出の写真を撮影してみましょう!